4. 【参考】都道府県別「人口一人当たり国民医療費」ランキング 最も高いのはどこ?
厚生労働省「令和5(2023)年度国民医療費の概況」によると、人口一人当たり国民医療費は全国で以下のとおりとなっています。
- 全国平均:38万6700円
- 高知県:49万6300円
- 鹿児島県:46万9800円
- 徳島県:46万7100円
- 長崎県:46万7100円
- 大分県:45万9400円
- 山口県:45万4500円
- 北海道:44万6800円
- 佐賀県:44万5200円
- 熊本県:44万2900円
- 和歌山県:43万4100円
- 香川県:43万3300円
- 福岡県:42万8800円
- 島根県:42万8000円
- 愛媛県:42万7700円
- 大阪府:42万1800円
- 宮崎県:41万4800円
- 兵庫県:41万1900円
- 秋田県:41万1800円
- 岡山県:41万400円
- 広島県:41万200円
- 奈良県:40万5900円
- 京都府:40万1800円
- 鳥取県:40万600円
- 富山県:39万4000円
- 石川県:39万3700円
- 山形県:39万2900円
- 青森県:38万8100円
- 福井県:38万4300円
- 岐阜県:38万3100円
- 三重県:38万2500円
- 山梨県:37万7500円
- 長野県:37万4800円
- 岩手県:37万2400円
- 福島県:36万7400円
- 静岡県:36万6300円
- 群馬県:36万3300円
- 愛知県:36万3100円
- 宮城県:36万1200円
- 沖縄県:35万9900円
- 栃木県:35万7400円
- 東京都:35万6500円
- 茨城県:35万6400円
- 新潟県:35万4700円
- 神奈川県:35万3700円
- 滋賀県:35万1300円
- 千葉県:34万7200円
- 埼玉県:34万2500円
都道府県別の人口一人当たり国民医療費をみると、最も高いのは高知県で49万6300円、次いで鹿児島県が46万9800円、徳島県と長崎県がともに46万7100円となっています。
また、最も低いのは埼玉県で34万2500円でした。
5. まとめにかえて
高齢化が進む中、国民医療費は過去最高を更新し、自己負担や保険料も増加傾向にあります。
後期高齢者医療制度は75歳以上の生活に直結する重要な仕組みであり、負担割合や保険料は所得や地域によって異なります。
最新データを参考に、今後の医療費と制度の動きをしっかり把握しておきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和6・7年度の保険料率について」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 東京都後期高齢者医療広域連合「保険証」
- 東京都後期高齢者医療広域連合「保険料」
- 東京都北区「保険料の試算と計算方法(国民健康保険)」
- 厚生労働省「令和5(2023)年度国民医療費の概況」
筒井 亮鳳