3. まとめにかえて
日本には、純金融資産1億円以上を保有する富裕層・超富裕層が約165万世帯存在し、年々その数は増加傾向にあります。
こうした統計を見ると、自分には縁のない世界と感じる方もいるかもしれません。
しかし、彼らがどのようにお金を築いているかを見ていくと、特別な才能や運だけではないとわかります。
資産形成は、一部の限られた人のものだけではなく、収入や環境が違っても、考え方と行動を変えていけばだれでもその道に近づいていけるでしょう。
まずは、自分のお金の流れを知ることから始めてみませんか。
月々の収支をざっくりでも把握し、目標を決め、少額でもいいので「先取り貯蓄」や「つみたてNISA」などの制度を活用してみてください。
一歩ずつでも、正しい方向に進んでいけば、将来の選択肢は広がっていくでしょう。
参考資料
- 株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」
- 金融庁「資産形成の基本」
- 金融庁「NISAを知る」
- 国民年金基金連合会「iDeCo(イデコ)の特徴」
円城 美由紀