”お金持ちには愛人がいる”というイメージはありませんか。実際に富裕層には、家庭とは別に愛人がいる人も少なくありません。ではなぜ愛人をつくるのでしょうか。もちろん自分の欲や見栄もあるでしょうが、それ以外の理由もあるようなのです。今回はその実態を覗いてみます。

富裕層的な振舞いや考え方を身につけるため

お金持ちの中には、モデルやタレント、女優などと交際する人も少なくないのが事実。こうした人たちと交流し、これまで見ることのできなかった世界を知るということも多いようです。そういったきらびやかな世界に身を置く女性は、ハイステータスな男性と交流することも多く、社交の場に合った作法ができる場合も多いのだとか。

そこで富裕層としての立ち居振る舞いを身につけるためにハイステータスな人々と交流している女性と付き合い、自分のレベルを引き上げてもらうというイメージなのだそうです。その場合、女性にはときに男性にアドバイスをしたり、相談に乗ったりする能力も求められると言います。

筆者も実際に何度か、富裕層の人にそうした女性を紹介してもらったことがありますが、やはり少しの会話のやりとりでも頭の回転が早いというのが伝わってくるタイプだったという印象です。気の知れた仲間内のパーティーなどに同席することもあるので、そういった場所でも上手に振舞って男性の株を上げてくれるような人が選ばれるようです。

お金を稼ぐためのモチベーションになる

お金持ちが愛人を持つ理由として、もう一つよく聞くのがモチベーションの維持のためということ。家族がいることも非常に大きなモチベーションになるのですが、それとは別にモチベーションとなるような存在が欲しいと話していた富裕層の人もいました。

その人は、「妻にはもう男としては見られていない。でも、キレイで若い女性から『男として見てもらえている』と感じることはとても仕事のモチベーションになる」と言っていました。

奥様には「何をしてもいい」と言われているようで、愛人の存在も奥様は知っていると言います。それでも「妻とはお互いに家庭を築く良きパートナー」であるとして、幸せそうな家族旅行の写真を見せてもらったこともあります。奥様との関係も、愛人との関係も良好に保ちながら仕事をして、バリバリお金を稼ぐというのが彼のやり方なのでしょう。

自分がどういうことにモチベーションを感じるのかをよく知っていて、自分で自分を奮い立たせることができるというのは、お金持ちの人に共通する特徴でもあります。

趣味を広げたり教養を身につけたりするため