5. 未来のために私たちができること

今回は、厚生労働省の「日本の1日」の統計をもとに私たち日本人が直面しているさまざまな課題について詳しくみてきました。まず、日本の人口については1日あたり2325人の人口減少が進んでおり、このまま人口減少が続けば今の社会保障制度を今後も持続していけるか?といった課題がでてきます。

また、労働についてもハローワークを通じて求職する方と就職する方の間に大きな隔たりがあったり、結婚についても毎日1301組が結婚する一方で504組が離婚しているという実態も見えました。さらに、家事や育児にかける時間においては男女間で大きな差があり、女性の負担が大きいということも厚生労働省の統計から見えました。

また、介護についても日本は高齢化が進んでおり介護負担の増加が日本人が抱える課題のひとつになっていることや、医療についても介護同様に高齢化に伴い医療需要が増え、医療費の負担も課題のひとつとなっています。現在、日本が抱える課題は上記のようにさまざまですがこれらの課題をひとつひとつクリアしていくためにも、今私たちができることは何かあるか?と探りながら行動していくことが大事でしょう。

参考資料

厚生労働省「令和6年版厚生労働白書-こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に-(日本の1日)」
厚生労働省「身体活動・運動」
 

鶴田 綾