2. 「これはこれで素敵」「物語が詰まってる」と大反響
ライブ撮影での「あるある」な写真が投稿されると、ポストには5万件を超えるいいねが寄せられる大反響となりました。
投稿には「良い写真」「こういうお写真好きすぎ」「撮影者としては意図と違えばミスなんだと思うけど、これはこれで『アイドル』を表現してて素敵な写真」「高々と真っ直ぐ掲げられたその右手に物語が詰まってる」といった絶賛コメントが続出。
また、「わかります」「手前にピント合っちゃうのあるあるなんだよな」といったコメントとともに同様の構図の写真を投稿する人も多く、共感を呼んでいます。
投稿主の@ucchiy1225さんに写真は狙って撮影したものなのか伺うと、「ジャンプのタイミングを狙ってカメラを構えていましたので、奥にいるアイドルさんはばっちりフレームに収まっています。ジャンプのタイミングで観客が高く掲げたペンライトにカメラのオートフォーカスが反応しているように見えますが、よく見ると右下の後頭部が焦点のようです。したがって、写真自体は撮影の意図から外れた大失敗ということになります」と話してくれました。
撮影された写真を確認したときの心境については、「ライブ撮影をしていると、ペンライトや観客の頭部にフォーカスを奪われるというのは、本当によくある失敗例のひとつです。ですので、心境としては『またかー』といったところでしょうか。それを含めてのライブ撮影なので『ペンライトが邪魔だなぁ』のような負の感情は全くありません」と@ucchiy1225さん。
続けて、「失敗作ではありますが、これはこれでライブの雰囲気をとらえた、感情を動かす一枚になったのではないかと思いました。SNSでも『これは、これでよい』という声がとても多く、その通りだと思いました」とも話してくれました。
また、X上での大反響については、「ライブ撮影の『あるあるネタ』程度の気持ちで投稿したのですが、思いのほか多くの方に反応を頂き驚いています。何より、写っているアイドルさんがとても喜んでくれたのが嬉しいです」とのこと。
離れて暮らす娘さんから「お父さんのポストがタイムラインに流れてきたよ」と連絡があったとも話してくれました。
ライブ撮影ってこういうもの pic.twitter.com/7yq4ppTdFa
— うっちー📸はるカメコ🌸 (@ucchiy1225) July 25, 2025
3. 2024年の国内ライブ・エンタテインメント市場規模は過去最高を記録
ライブ撮影でのあるあるが話題となったことに関連し、ここからは国内のライブ・エンタテインメント市場規模について紹介します。
ぴあ総研が公表している資料によると、2024年のライブ・エンタテインメント市場規模は、前年度比10.9％増の7605億円で過去最高を更新しました。
ジャンル別に見てみると、音楽分野が5299億円、ステージ分野が2306億円となっています。いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「ライブ撮影でのあるある」を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太
