タイで撮影された「岩から生えるコンニャク」がX上で話題になっています。

投稿したのは、Xユーザーの「@TomokiSANDO」さん。

当ポストは2025年7月28日時点で6800件を超えるいいねを集めるなど大きな反響を呼んでいます。

「岩から生えるコンニャク」が話題となったことに関連し、記事後半では食用のこんにゃくの消費金額が高い都市についても紹介します。

※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております

1. コンニャクを発見し「思わず変な声が出た」

タイで目撃されたこんにゃく

タイで目撃されたこんにゃく

出所:@TomokiSANDO

「見つけた時、思わず変な声が出た!! Amorphophallus atroviridis 石灰岩地帯に生えるコンニャク属の仲間。葉縁が赤紫になり美しい。石灰岩の穴の中から生えているようで、石灰岩の上に葉だけが顔を出していた」

そんなコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。投稿者はタイ在住の@TomokiSANDOさん。「世界のふしぎな木の実図鑑(創元社)」の著者でもあります。

投稿された写真には、石灰岩から生えるコンニャク属の植物が収められていました。こちらは「Amorphophallus atroviridis(アモルフォファルス アトロビリディス)」という植物だそう。岩から緑の葉が生えており、なんとも不思議な光景です。岩の中には芋が存在しているのでしょうか。

@TomokiSANDOさんに、こちらの植物について聞くと「本種はコンニャクの仲間で、地下には塊茎があります。ただ、石灰岩に空いた穴の中から育っているので、芋はその中で窮屈そうに成長していることと思います」と説明してくれました。