2. 休眠口座になっている可能性もある
古い通帳を見つけた際に気を付けたいのが、休眠預金についてです。
金融機関の口座は10年以上にわたって入出金などの取引がない場合、休眠預金となり取引に制限がかけられます。
休眠預金となる口座の主な種類は下記の通りです。
- 普通預貯金
- 通常預貯金
- 定期預貯金
- 当座預貯金
- 貯蓄預貯金
- 定期積金
預金保険機構によると、毎年数百万件にも上る預金口座が休眠預金に入っています。ここで、直近5年間で休眠預金に入った数を確認してみましょう。
- 2024年・・・631万6135件
- 2023年・・・711万4386件
- 2022年・・・706万9589件
- 2021年・・・687万1570件
- 2020年・・・718万2822件
毎年多くの口座が休眠預金となっていることから、見つけた通帳も休眠預金に入っている可能性があるかもしれません。
もし休眠預金に入ると、通帳やキャッシュカードを使って預金を引き出すことができません。旧姓のままの古い通帳を見つけたら、通帳の明細をチェックするなどしてまずは休眠預金となっていないか確認するようにしましょう。