2.1 【標準報酬月額の上限引き上げ】影響を受けるのはどんな人? 

今回の標準報酬月額の上限引き上げにより影響を受けるのは、現行の標準報酬月額65万円を超える収入がある方々です。

厚生労働省によれば、厚生年金保険の被保険者のうち、標準報酬月額が65万円以上である男性は全体の9.6%(243万人)を占めています。男女合わせると6.5%(278万人)の方がこの上限額を超えているとされており、これらの人々に今回の制度改正で影響が及ぶことが考えられます。