今や生活になくてはならないスマートフォン。老若男女問わず、シニア世代にも広く普及しています。その代表格がiPhone。しかし、シニアの方がiPhoneを使いこなすには、中高年ならではの設定も大事。
今回は、シニアを中心にスマホやパソコンの超初心者の方に、色々なことをわかりやすく解説してくれる「ひろっさんチャンネル」(@hirossan02)が投稿された「シニア世代がiPhoneを劇的に使いやすくなる設定」の紹介動画を取り上げます。
投稿された動画は2025年7月25日時点で約6000回再生されるなど話題となっています。
また記事中では、総務省の調査より、最新の「ICT機器に関する消費支出」についてもご紹介します。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介する動画は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 【シニアのためのiPhone設定】指が震える、長押ししちゃう...でも大丈夫!
今回「シニア世代がiPhoneを劇的に使いやすくなる設定」を、わかりやすいポイントと共に紹介してくれているのは、ご自身も60代であり、スマホのことを壁にぶつかりながら学び始めたという「ひろっさんチャンネル」(@hirossan02)さん。
今回の記事では、「シニア世代がiPhoneを劇的に使いやすくなる設定」12選を紹介した動画のうち、意外と使われていない便利機能が紹介されている後半部分の6選をお伝えしたいと思います。
1.1 シニアが使いやすくなるiPhone設定:キーボードの感覚設定
「きちんと押せているかどうか不安」になったり、「ついボタンを長押ししてしまう」ということも多いと思われるシニア世代。
そんな時に、タッチした際の感覚がわかる設定はありがたいもの。
iOS16以降のiPhoneに整備されている機能になりますが、ホーム画面から「設定」→「サウンドと触覚」→「キーボードのフィードバック」→「サウンド」「触覚」をオンにします。
そうすることで、文字入力時、キーをタップしたときに音や振動で反応させることが可能になるため、誤入力などを防ぐことができます。
またこのほかにも「タッチ調整」機能や「スワイプジェスチャ」機能もあります。
タッチ調整機能は、手が震えてしまったり、細かい運動制御に困難がある方でも、iPhoneを使用した際の感覚や反応を調整できる機能です。
スワイプジェスチャでは、ワイプ操作の認識感度の調整ができ、倍数が大きくなるほど感度が鈍くなります。