4. まとめにかえて
令和5年度のデータによると、国民年金の平均受給額は全体で月額5万7584円と、一般的な生活を送るには厳しい水準です。一方、厚生年金受給者は平均14万6429円と、ようやく基礎生活費をカバーできる水準に到達します。
企業年金やiDeCoを受け取る予定の方は、受取方法も考えておきましょう。一時金受け取りと年金受け取りの税法上の違いや社会保険料への影響などを把握し、適した受取方法を選択しましょう。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 金融広報中央委員会「企業年金を年金で受け取るか、一時金で受け取るかを考えましょう」
- iDeCo公式サイト「iDeCo(イデコ)の加入資格・掛金・受取方法等」
柴田 充輝