売上高は、対前年同期比で+6%増の2671億円、営業利益は同8%増の157億円となるなど、増収増益の決算となっています。

コアの事業である「業務スーパー」への同社からの出荷実績についても、通期では対前年比で109.2%に達するなど好調でした。全国全店への出荷では43か月連続で前年100%越えとなっています。

また、新年度に当たる2019年10月期決算については、売上高2819億円、営業利益は165億円と、増収増益決算を予想しています。引き続き、事業規模が拡大する見通しとなっています。

「業務スーパー」の売れ筋商品とは何か

さて、ここでは、同社の売れ筋PB商品について見てみましょう。

同社は「業務スーパー」で展開されるPB(プライベートブランド)に力を入れています。実際に、国内には自社工場が21もあり、そこで製造される商品はユニークであり、価格競争力の源泉ともなっています。

加えて、海外約40カ国から直輸入をしてくる商品もあり、国内で生産されるPB商品と合わせて顧客に支持されています。

こうして取り組まれてきた結果、同社のPB商品比率は30%を超えるようにまでなりました。

それでは、売れ筋PB商品の一例をみていきましょう。