2.2 【個人の年金額】調べ方2選

個人の年金見込額については、「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」で確認できます。

確認方法①「ねんきんネット」

日本年金機構が運営する「ねんきんネット」では、最新の年金記録をいつでもウェブ上で確認することができます。

基礎年金番号やメールアドレスを利用する方法と、マイナンバーカードを利用する方法の2つの方法があります。

さらに、将来受け取る老齢年金の見込額を試算することも可能です。転職や昇給などで報酬額が変わった場合、どのように年金額が変化するのかなども、こまめにチェックしてみましょう。

確認方法②「ねんきん定期便」

「ねんきん定期便」は、毎年の誕生月に郵送されてきます。

35歳・45歳・59歳の節目には封書タイプ、それ以外はハガキ形式となります。

50歳未満は「これまでの加入実績に応じた年金額」、50歳以上は「年額の見込額」というように記載内容が異なる点に注意しましょう。

 

ねんきん定期便はログイン等が不要で、手軽に確認できるというメリットがあります。

ただし、あくまでも現時点での加入実績に基づいた金額が記載されているため、シミュレーションなどはできません。

どちらもメリット・デメリットがあるため、併用できるといいでしょう。

このほか、厚生労働省が運営する年金シミュレーターを活用したり、年金事務所で試算してもらったりすることも可能です。