1.1 年金だけで生活できている高齢者の割合
- 公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%:41.7%
- 公的年金・恩給の総所得に占める割合が80%~100%未満:17.9%
- 公的年金・恩給の総所得に占める割合が60~80%未満:13.9%
- 公的年金・恩給の総所得に占める割合が40~60%未満:13.2%
- 公的年金・恩給の総所得に占める割合が20~60%未満:9.3%
- 公的年金・恩給の総所得に占める割合が20%未満:4.0%
30歳代や40歳代の人のうち、「年金に頼る」という考えの人は少ないかもしれません。
何かしらの準備を始めている、もしくは検討しているのではないでしょうか。
老後の主な収入源は年金になると考えられますが、他の生活資金源としての回答結果は以下のとおりとなりました。
1.2 70歳代の生活資金源ランキング
- 公的年金:87.3%
- 企業年金、個人年金、保険金:32.6%
- 金融資産の取り崩し:30.8%
- 就業による収入:19.7%
- 利子配当所得:13.2%
- 不動産収入(家賃、地代等):5.3%
- 国や市町村などからの公的援助:4.9%
- こどもなどからの援助:1.7%
- その他:5.0%
企業年金、個人年金、保険金が32.6%、就業による収入も19.7%となっています。
なお、金融資産の取り崩しと答えた世帯は30.8%にとどまりました。
定年退職を迎えてから、老後の生活資金源を得るのは簡単なことではありません。そのため、やはり現役世代のうちからある程度の老後資金について計画することが大切なのです。