2. 被害にあったクレジットカードは約2か月間使用していなかった
不正利用された原因については、まったく心当たりがないという増田さん。
被害にあったクレジットカードは新幹線予約以外では使っておらず、最後の履歴は4月下旬で約2か月間なにもしていなったという。さらに財布の奥にあり落としたわけでもないので、不正利用された理由がわからないと話します。
メールが遠隔で削除されていたため、アカウント自体に侵入されている可能性が考えられます。
3. 補償申請を行った翌日に手続きが完了
気になるその後の展開については、補償の申請を行った翌日にクレジットカードの手続きが完了。約21万円が正式に請求されることはなくなりました。
取材の最後に、クレジットカード会社の対応について聞いてみると、「まず、オペレーターにつながるまでのアナウンスが長いと感じました。あとは履歴が確認できているのに、補償の申請ができるまでかなりの時間を要したのも不安になりました」と当時の不安を吐露。
実際に請求されることはなかったものの、約21万円もの金額が不正利用された状況で長時間待たされるのは、相当なストレスを感じたのではないでしょうか。今回は、約21万円の不正利用の事例について紹介しました。
参考資料
小野田 裕太