2. 働く世帯「貯蓄4000万円以上」の世帯年収は平均いくら?
一昔前は老後2000万円問題が話題になりましたが、これだけ物価高が続くとその倍の4000万円くらいはないと老後が不安という方もいるのではないでしょうか。
「貯蓄4000万円超の世帯は、さぞ年収が高いのだろう」と思われる方もいると思いますが、総務省統計局の「家計調査 貯蓄・負債編 第8-11表<貯蓄・負債>貯蓄及び負債の1世帯当たり現在高(二人以上の世帯・勤労者世帯)」を参考に、実際に世帯年収が高いのかどうかチェックしていきます。
まず、二人以上世帯の全体のでみると、貯蓄4000万円以上の世帯年収は791万円です。
さらに、先ほどと同じように二人以上世帯のうち働く世帯のみに限った場合、貯蓄4000万円以上の世帯年収は1087万円でした。
世帯年収が高ければ必ず貯蓄も多いとはいえませんが、貯蓄4000万円以上保有している世帯の世帯年収はやはり高くなっています。