4. 年金額を知りたいなら公的年金シミュレーター
最後に、厚生労働省が提供している公的年金シミュレーターを紹介します。
公的年金シミュレーターは、働き方や暮らし方の変化に合わせて、将来受給できる年金額を計算できるツールです。
ID・パスワードは必要なく、簡単に計算できるので大変便利です。なお、ねんきん定期便の二次元コードを利用すると効率よく入力できるので、うまく活用してみてください。
また、ねんきんネットでも自身の年金見込み額を調べることができます。
年金は老後の生活の柱ですから、現役時代からしっかりと将来の受給見込み額を確認して、公的年金以外の備えを検討しましょう。
また、70歳代で平均で月約30万円の生活費がかかっていましたが、ご自身の場合について試算してみて、不足額に対してどうするかを考えてみてくださいね。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「公的年金シミュレーター」
宮野 茉莉子