3. 梅雨時期のカラーリーフを美しく保つ「3つのコツ」

梅雨時期のお手入れのコツをお伝えします

剪定されたコリウスの葉と、剪定ばさみ

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3.1 風通しをよくする

梅雨時期は高温多湿になり、病気やカビが発生しやすい時期です。混み合った枝葉や地面近くにある葉は適度に剪定し、株の内側にも風が通るようにしましょう。

鉢植えは、壁際や密集した場所から少し離して配置したり、スタンドなどを活用して高さを出したりするのも効果的です。

3.2 病害虫対策をしっかりと

梅雨時期はアブラムシやナメクジ、さらにカビによる病気が発生しやすくなります。葉の裏側や茎を定期的にチェックし、異変があれば早期に対処しましょう。

見つけしだい手で取り除くか、必要に応じて薬剤を使用します。

3.3 雨が当たりすぎない工夫

品種によっては雨に当てすぎると葉が傷んだり、病気になりやすくなったりするものもあります。鉢植えであれば軒下やベランダなど、雨が直接当たりにくい場所に移動させ、地植えなら簡易的な雨よけを設置するなどの対策も有効です。

4. 梅雨時期に真価を発揮するカラーリーフ

雨が続く梅雨時は、葉の美しい植物たちにとって最もその美しさを発揮できるシーズン。雨に濡れてきらめく葉が、庭に深みと潤いをもたらしてくれます。

単独で飾っても存在感があり、他の植物ともうまく調和できるのもカラーリーフの魅力です。ぜひ葉の美しさにも目を向けて、心安らぐ庭づくりを楽しんでみましょう。