【申請しないともらえないお金・5選】主に高齢者向け！シニアがもらえる国の「給付金・手当・補助金」まとめ年金生活者支援給付金や高年齢雇用継続給付など、見落としがちな申請制のお金

3.3 【申請しないともらえないお金】高年齢求職者給付金（65歳以上）

高年齢求職者給付金は、65歳以上の方が失業した場合に支給される給付金です。

対象者：高年齢被保険者（65歳以上の雇用保険加入者）で失業した人
支給要件：下記の全ての要件を満たした人
- ①離職の日以前1年間に被保険者期間が通算して6カ月以上ある
- ②失業の状態にある：離職し「就職したいという積極的な意思といつでも就職できる能力（健康状態・家庭環境など）があり積極的に求職活動を行っているにもかかわらず就職できない状態」を指す
支給額：被保険者であった期間に応じて次の表に定める日数分の基本手当相当額

高年齢求職者給付金の額

出所：厚生労働省「離職されたみなさまへ＜高年齢求職者給付金のご案内＞」

65歳未満の失業手当とは異なり、高年齢求職者給付金は一括で支給される点が特徴です。

4. まとめにかえて

今回は、国から受け取れる給付金や手当、補助金について紹介しました。本記事で紹介した給付金らは、主に高齢者世代が活用できるものがメインでしたが、これらは「申請しないと」受け取ることができません。

給付金や手当など今の高齢者の生活を支える仕組みや制度は多く存在していますが、高齢者の中にはその存在を知らずに受け取れるはずの手当や給付金を受け取れていない方も一定数いらっしゃいます。

給付金等の対象者であれば、何かしらのお知らせが届いているはずなので本記事で「もしかしたら申請していないものがあるかも」と思った方は、いま一度過去に給付金等のお知らせが届いていなかったか確認しておきましょう。

また、自分ひとりでこういった類の給付金や手当の申請手続きは複雑で難しいと感じている方はご家族の方を頼ったり、直接窓口に行って「自分は給付金を受け取れるのか？」や「給付金を受け取るための流れを再度確認したい」等伝えて漏れがないよう対処しておくことが大事です。

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