2025年も後半に差し掛かり、夏のボーナス商戦が活発になる一方で、物価高騰は依然として私たちの家計に重くのしかかっています。特に年金生活を送るシニア世代にとっては、日々の生活費のやりくりに頭を悩ませることも少なくないのではないでしょうか。
公的年金は老後の大切な収入源ですが、実はそれ以外にも、国や自治体から様々な「給付金」や「補助金」、「手当」が支給されることをご存じでしょうか。
これらの多くは「申請しなければもらえない」ものであり、その存在を知らないために、本来受け取れるはずの支援を見過ごしているケースも少なくありません。
本記事では、シニア世代が活用できる、申請必須の公的なお金に焦点を当て、その種類や受給要件、具体的な申請方法について詳しく解説していきます。
1. 【申請しないともらえないので注意】国から支給される「お金」は何がある?
公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は私たちの生活に欠かせない重要な資金源ですが、自動的に振り込まれるわけではなく、受給するためには手続きが必要です。
また、国や自治体が提供する「給付金」「補助金」「手当」も多くが申請しないともらえないものであり、中には申請期限を過ぎるともらえなくなるものや、金額が減額される場合もあります。
そのため、対象となる場合はしっかりと手続きを行い、支援を受けることが大切です。
今回は、シニア世代が利用できる「申請しないともらえない」公的なお金を5つご紹介します。
1.1 【公的なお金 5選】申請しないともらえない「給付金」「補助金」「手当」
- 年金生活者支援給付金
- 加給年金
- 再就職手当
- 高年齢雇用継続給付
- 高年齢求職者給付金