6月~7月にかけて「夏のボーナス」が支給される傾向にあります。

物価の上昇により家計に負担が生じやすくなっているため、ボーナス額を確認して家計を見直す方もいらっしゃるのでないでしょうか。

本記事では「年収1000万円以上」の給与所得者は全体の何%を占めているのか、「業種・職種別」の平均年収についてもご紹介します。

また「年収1000万円世帯」の《貯蓄額・共働き率・持ち家率》の平均がどれくらいなのか解説しますので、ぜひ参考にご覧ください。

1. 【職種・業種別】平均年収はいくら?

職種や業種で、平均年収が異なる傾向にあります。

dodaが公表した「平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」より、職種および業種別の平均年収をご紹介します。

1.1 【職種別】平均年収はいくら?

「平均年収の多い職種」から並べると、以下のようになります。

  1. 専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人):611万円
  2. 企画/管理系:566万円
  3. 金融系専門職:474万円
  4. 営業系:469万円
  5. 技術系(電気/電子/機械):468万円
  6. 技術系(IT/通信):462万円
  7. 技術系(建築/土木):443万円
  8. 技術系(メディカル/化学/食品):407万円
  9. クリエイティブ系:392万円
  10. 事務/アシスタント系:350万円
  11. 販売/サービス系:339万円

専門職と販売/サービス系では、平均年収に約270万円の差が生じています。

しかし実際には、企業により違いがあるでしょう。

1.2 【業種別】平均年収はいくら?

「平均年収の多い業種」から並べると、以下の結果となります。

  1. 金融:491万円
  2. メーカー:481万円
  3. 総合商社:472万円
  4. IT/通信:460万円
  5. 建設/プラント/不動産:441万円
  6. 専門商社:439万円
  7. インターネット/広告/メディア:436万円
  8. メディカル:417万円
  9. サービス:388万円
  10. 小売/外食:366万円

1位の金融と10位の小売/外食では、平均年収に1.3倍程度の差が生じていることがわかりました。

こちらに関しても、実際には企業により差が生じます。