2. 国民年金+厚生年金「月額20万円以上」もらう人はどんな人?
国民年金+厚生年金受給者のなかで年金を「月額20万円以上」もらう人の割合は、16.3%と少数派であることを確認しました。
年金は現役時代の平均年収と勤務期間によって受給額が決まりますが、月額20万円以上をもらう人とはどのような人なのでしょうか。
以下の条件で、平均年収別の目安年金受給額を確認しましょう。
- 1973年生まれ
- 23歳から65歳到達まで会社員として勤務
- 65歳から年金受取を開始
シミュレーションの結果は以下のとおりです。
2.1 平均年収ごとの目安年金受給額(額面)
平均年収 年金受給額の目安(額面)
- 200万円 月10万7000円
- 300万円 月12万7000円
- 400万円 月14万2000円
- 500万円 月16万2000円
- 600万円 月18万1000円
- 700万円 月19万7000円
- 800万円 月21万3000円
- 900万円 月23万4000円
現役時代の平均年収が800万円あれば、月額20万円以上の年金を受給できるでしょう。
もちろん勤務期間などによっても年金受給額は異なりますが、老後の年金受給額を知るために一つの目安としてみてください。