「え?8月の年金、なんだか減ってる?」
「先月より多い気がするけど、なぜ?」
8月の年金支給日には、こうした声がちらほら聞こえてきます。
実は、8月支給分から年金の「手取り額」が増減する人がいるのです。厚生年金・国民年金のどちらを受給していても、影響を受ける可能性があります。
「年金そのものが変わったわけじゃないのに、なぜ?」
本記事では、その理由や実際に変わる人の特徴、確認方法まで、わかりやすくご紹介します。
1. なぜ8月?理由は「住民税や保険料の天引き額」が変わるから
年金の支給額(いわゆる“額面”)は毎年4月(実際の振込は6月)に見直されますが、8月に変わるのは「手取り額」、つまり実際に振り込まれる金額です。
この手取り額に影響するのが、住民税や保険料の特別徴収(=年金からの天引き)です。
住民税や保険料は前年の所得などをもとに6月ごろに新たな納めるべき金額が決まります。
通常は、10月の年金支給分から反映されるしくみですが、8月に反映される自治体も。
そのため、前年より住民税や保険料が上がった人は8月から天引き額が増えて手取りが減り、逆に下がった人は手取りが増える、ということが起こるのです。
著者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)