3. お金を丁寧に貯めるためのアイデア3選

将来のために、いま自分にできることを少しずつでも始めたいと思ってはいるものの、「どうやってお金を貯めていけばいいの?」「何から始めればいいの?」と迷ってしまうこともあるかもしれません。

無理なく、でも確実に。

今回は、お金を“丁寧に貯めていく”ための3つの方法をご紹介します。預貯金・NISA・iDeCoなど、それぞれの特徴を知って、自分に合った貯め方を見つけていきましょう。

3.1  預貯金で元本をしっかり確保する

お金を「守る」うえで、もっとも基本となるのが預貯金です。

元本割れの心配がないため、生活防衛資金や緊急用の資金として必要なお金となります。

最近では金利が上昇傾向にある銀行やネットバンクもあり、普通預金でもわずかながら利息がつくケースも。

日常的に使う口座と貯蓄用の口座を分けることで、無意識のうちに使ってしまうリスクも減らせるでしょう。

丁寧にお金を扱う第一歩として、「万が一のために3〜6カ月分の生活費は預貯金で確保しておく」ことを目標にすると安心です。

ただし、昨今のように物価上昇率が預金金利を上回るような状況だと、目に見える元本は減っていなくても、実質的なお金の価値は下がってしまいます。

生活防衛資金や緊急用の資金が確保できたら、残りの資産は預貯金以外の方法で「資産価値を下げない」そして「効率良く増やす」工夫をしていくのが理想的です。その工夫の事例を次項で解説していきます。