5. 制度を知ることが「安心につながる第一歩」

今回は、厚生労働省の調査をもとに、3種類ある障害者手帳の概要と、身体障害者手帳の所持者の現状、そして障害年金との違いについて詳しく解説しました。

まとめると、

  • 障害者手帳は「身体・知的・精神」の3種類あり、対象者や支援内容が異なる
  • 身体障害者手帳の所持者は415万人、うち70歳以上が約6割を占める
  • 障害年金と障害者手帳は目的も認定基準も異なる全く別の制度

制度を正しく理解することで、自分や身近な人が必要な支援につながりやすくなります。

参考資料

厚生労働省「障害者手帳」
厚生労働省「令和4年生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)結果の概要」
厚生労働省「障害年金の制度をご存じですか?がんや糖尿病など内部疾患のかたも対象です」

マネー編集部社会保障班