物価上昇と将来不安に備え、今から資産づくりを始めよう
今回は、野原ひろしの年収を参考に、現代の年収事情を振り返ってきましたが、いかがでしたでしょうか。
たとえ年収が高くなくても、元気な妻や息子、娘といった家族に囲まれて暮らす日々は、それだけで大きな幸せといえるかもしれません。ただ一方で、「お金があること」が幸せのバロメーターに少なからず影響するのもまた事実です。
1990年代初頭と比べて、社会や働き方は大きく変化しました。便利になった一方で、物価の上昇や将来への不安が増しているのも現実です。
だからこそ、現役世代のうちから老後に向けた資産形成や家計の見直しを進めていくことが、これからの時代を生きるための一つの備えになるはずです。
参考資料
足立 祐一
執筆者
一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険販売資格、損害保険販売資格、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。同志社大学政策学部卒業後、損保ジャパン日本興亜(旧日本興亜損保)へ入社。保険代理店への保険商品案内営業に従事。その後、実際に窓口でお客様へ提案したいとの思いから東京スター銀行のリテール営業へ転身。2011年より現在までファイナンシャルアドバイザーとして個人のお金の悩みを解決してきた。2012年より個人販売の全行員内ランキングでは9年間で10位以内から一度も落ちることなく、2014年2位・2019年3位・2020年1位・2021年2位と安定して好成績をおさめた。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。