高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そしてLIMOメルマガ会員に行った「奨学金に関するアンケート」についての結果をご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している情報の中から、「2025年6月・7月締め切り」の奨学金・助成事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要の奨学金・7月締め切り】公益財団法人青井奨学会「青井奨学会2026年度大学奨学金  」

1/5

奨学金

metamorworks/istockphoto.com

公益財団法人青井奨学会は、奨学金給付等を通じて社会に有為な人材の育成に寄与することを目的にしています。2012年からは事業の公益性が認められ、内閣総理大臣より認定を受けた「特定公益法人」として活動しています。

1.1 【返済不要の奨学金・7月締め切り】公益財団法人青井奨学会「青井奨学会2026年度大学奨学金  」

※本奨学金は、当該当財団が指定する高校の3年に在籍し学校長推薦を受ける必要があります。また締め切りまでに、学校長推薦の登録まで済んでいることが必要です。

【対象の課程】大学

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】2025年6月1日~7月15日

【支給人数】50人

【支給金額/人】510万円(月額10万円×4年間、入学時一時金30万円)

【支給期間】4年間(6年制の医学部など一部は6年間給付)

【成績制限】

【所得制限】あり

【修学支援制度との併用】可能

【他の給付型との併用】可能

  • 日本学生支援機構、自治体・公的機関及び入学した大学の独自制度との併用は可。
  • 他の民間団体の貸与型奨学金との併用は可。

【専攻分野】特になし

【専攻分野の詳細】

【資格・条件】当財団指定高校3年生に在籍し学校長の推薦を受けている方(指定高校については、下記奨学金概要を参照ください)

【募集団体】公益財団法人青井奨学会

【奨学金概要】大学奨学金(高校3年時予約・給付型) ※別途ガクシーのHPもご確認下さい

2. 【助成事業・6月締め切り】公益財団法人ヨネックススポーツ振興財団「【助成事業】2025年度(後期)ジュニアスポーツ振興に関する助成金 」

2/5

奨学金

lzf/shutterstock.com

公益財団法人ヨネックススポーツ振興財団は、ジュニアスポーツの振興に関する諸般の事業の推進を図り、心身ともに健全なジュニアアスリートを育成し、もって明るく豊かで活力に満ちた社会の実現に寄与することを目的として設立されました。

2.1 【助成事業・6月締め切り】公益財団法人ヨネックススポーツ振興財団「【助成事業】2025年度(後期)ジュニアスポーツ振興に関する助成金 」

【対象の課程】その他

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】Web申請開始:2025年4月1日(火)10:00、 一次締め切り:2025年5月10日(土)15:00、 最終締め切り:2025年6月10日(火)15:00 審査結果通知:2025年9月上旬(予定)

※申込み期間についての補足:一次締め切り・最終締め切りには、応募フォーム・審査等に違いはございません。 例年、締め切り間際の申請が多く、アクセスの集中が予想される為サーバダウン等のトラブルを避ける目的で一次締切を設けております。 最終締切日までにご申請頂ければ受付をさせて頂きますが、余裕をもってお早めにご申請くださいますようお願いいたします。
(出所:公益財団法人ヨネックススポーツ振興財団HP「よくあるご質問(https://www.yonexsports-f.or.jp/faq/)」より)

【支給人数】2024年度(後期)採択実績:62事業

【支給金額/人】対象期間内に予定する一つの事業予算の2分の1(上限100万円)以内とします。 但し、同一事業の場合は前後期で分けて申請されても、年間で上限100万円以内とします。

【支給期間】

【成績制限】なし

【所得制限】なし

【修学支援制度との併用】可能

【他の給付型との併用】可能

【専攻分野】ジュニアスポーツ振興事業(全スポーツ競技)

【専攻分野の詳細】
全てのスポーツ競技において、ジュニアスポーツの振興に関する事業を積極的に行い、奨励し、または自ら行い、 かつ当該団体としての活動を実施している団体。【団体の要件】  (1)スポーツ振興を主たる目的とする公益社団法人、公益財団法人、一般社団法人又は一般財団法人  (2)上記以外の団体で、次の要件を備える団体(特定非営利活動法人等)  ① 定款、寄付行為又はそれらと同等の規約があること。 ② 団体の意志を決定し、執行する組織が確立していること。 ③ 経理処理能力があり、監査する等の会計組織をもっていること。 ④ 団体活動の本拠としての事務所を持っていること。

【資格・条件】

【募集団体】公益財団法人ヨネックススポーツ振興財団

【奨学金概要】公益財団法人ヨネックススポーツ振興財団 助成事業

 


いかがでしたでしょうか。

「2025年6月・7月締め切り」の返済不要の奨学金をご紹介させていただきました。

本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。

3. 【大学への進学】子供を大学に進学させた人、させる予定の保護者は8割以上

くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員(メルマガ会員)に「お子様の大学進学、おおよびその費用負担に関するアンケート調査」をおこないました。

メルマガ会員の方の中で、お子様がいる方84人に「子供が大学に進学(現在在籍中、これから進学予定のお子様も含む)していたか」について伺いました。

3/5

出所:LIMO編集部作成

  • これから大学進学を予定している 23.8%(20人)
  • 現在、大学に通っている 10.7%(9人)
  • 過去、大学に通っていた 48.8%(41人)
  • 大学進学の予定はない 16.7%(14人)

※設問該当者・回答者84人

過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人を含めると、83%の方が、お子様が大学に進学している(予定である)ことがわかります。

一方で、お子様が大学進学の予定はないという人も、17%いることがわかりました。

4. 【大学生の学費】子供の大学学費は100%負担する(予定)の保護者が約8割

次に、過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人に、学費の保護者負担割合について聞いてみました。

4/5

出所:LIMO編集部作成

  • 保護者が100%負担 78.6%(55人)
  • 保護者が 80%負担 5.7%(4人)
  • 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
  • 保護者の負担は20%未満 4.3%(3人)
  • 保護者は負担しない 8.6%(6人)

※設問該当者・回答者70人

約8割の保護者が、学費は全額負担している(する予定)ことがわかりました。続いて、学費以外に必要な費用(主に生活費)の負担割合についても見てみましょう。

5/5

出所:LIMO編集部作成

  • 保護者が 100%負担 62.9%(44人)
  • 保護者が 80%負担 14.3%(10人)
  • 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
  • 保護者が 40%負担 4.3%(3人)
  • 保護者の負担は20%未満 5.7%(4人)
  • 保護者は負担しない 10.0%(7人)

※設問該当者・回答者70人

こちらは、学費より約1割減の7割の親が100%の負担をしている(する予定)であることがわかりました。

また、1割の保護者は、学費以外の大学生にかかる費用を負担していない(しない予定)こともわかります。大学生になると、アルバイトなど自分で働いてお金を稼ぐことができることも多いため、このような結果になったと推察されます。

そしてもちろん、大学生活を送るにあたっては、奨学金のような修学支援新制度を利用する場合も多くあるでしょう。

毎月一昔前の奨学金制度に比べると、公的なものや民間、企業問わずかなり充実してきています。

経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討してみてはいかがでしょうか。

参考資料