2025年5月23日に総務省からの「2020年基準消費者物価指数 全国2025年(令和7年)4月分(2025年5月23日公表)」により消費者物価指数が公表され、総合指数は111.5、前年同月比で3.6%の上昇が見られました。
食料品や日用品を中心に物価は継続的に上昇しており、将来の生活に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、日本の平均年収の現状と、将来に備えるための対策として活用できるiDeCoについて紹介します。
1. 日本の平均年収はいくら?
日本の平均給与とは、国税庁が毎年発表している「民間給与実態統計調査」に基づいて算出され、企業に雇用されている人が1年間に受け取った給与の平均額を指します。
2024年9月に公表された国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査結果について」によると、2023年の平均給与は460万円で、3年連続増加しています。
【2023年】
- 平均給与(全体):460万円
- 男性:2887万人
- 女性:2189万人
- 正規雇用者:3354万人
- 非正規雇用者:1298万人
【平均給与の推移】
- 2023年:460万円
- 2022年:458万円
- 2021年:446万円
全体として、平均年収は概ね増加傾向にあります。
次に、年代別の平均年収を見ていきましょう。