3. 長く働き続けるメリットは?健康も意識しよう

60歳以降も働くという選択肢もあり、働き続けることを考える人もいます。

参考にはなりますが、内閣府の「令和7年版高齢社会白書」を確認すると、65〜69歳の53.6%が働き続けています。

なお、70~74歳の方は35.1%となっており、およそ3人に1人が働いています。

働き続ければ収入があるので貯蓄できる場合もありますし、厚生年金に加入できる間は加入することで将来的にもらえる年金額も増えます。

仕事が生きがいという人もいますし、働くことで社会との繋がりができたり、生活にメリハリがつくというメリットもあるでしょう。

一方で、注意したいのが健康面です。何をするにも体は資本となりますし、健康であることで働き続けることができます。

4. まとめにかえて

今回は平均的な貯蓄額や年金額をみてきました。自身の場合についてはまず年金見込み額や今のままで可能な貯蓄額などまずは現状を把握し、老後資金で足りない分については対策を確認しましょう。

また、お金だけでなく健康や仕事についても、長い目で見て今できることを考えるといいでしょう。

参考資料

宮野 茉莉子