2. メロンじゃないのにメロンとパンと呼ばれる理由は?
「嘘のメロン」の代表格といえば、やはりメロンパン。
なかにはメロン果汁や果肉を練り込んだメロンパンもありますが、基本的なメロンパンのレシピにメロンは一切入っていません。では一体なぜメロンパンと呼ばれているのかというと、いくつかの説があります。
有力なのは、メロンパンの表面のビスケット生地がマスクメロンの模様に似ているため。たしかにメロンパンの網目のような生地はマスクメロンにそっくりです。
また、ビスケット生地に使うメレンゲからメレンゲパンと呼ばれていたものが訛ってメロンパンになったという説も。ほかにもいくつかの説があり、はっきりとした由来はわかっていません。そんな謎に包まれたメロンパンですが、いまではすっかり菓子パンの定番に。
投稿にはほかにもメロンリキュールやメロンシャーベット、メロンシロップなどお気に入りの「嘘のメロン」についてのコメントが多く寄せられ、メロン風商品の人気の高さが証明されることになりました。
ちなみに@saruma275さん。普段からメロンパンを食べているようで、たびたび購入時の写真を投稿しています。
俺って「嘘のメロン」が好きなのかも pic.twitter.com/pW1Ufo6a4k
— か (@saruma275) May 31, 2025
3. 1世帯当たりの「メロン」の年間支出金額が高い都市は水戸市
メロン風商品が話題となったことに関連し、ここからは1世帯当たりの「メロン」の年間支出金額が高い都市を紹介します。
総務省統計局が公表した「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2022年(令和4年)~2024年(令和6年)平均)」によると、メロンの消費金額が最も高い都市は水戸市で3746円。
次いで秋田市の2020円、札幌市の1784円がランクインしており、全国平均は953円でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「嘘のメロン」を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太