次回の年金支給日は6月15日です。国際情勢の変化などから、私たちの生活は引き続き物価高に悩まされることになりそうです。

2026年度の年金は、前年度から増額されます。そして、所得が少ない人に支給される「年金生活者支援給付金」も、前年度から増額される予定です。年金生活者支援給付金は、ひと月いくら受け取れるのでしょうか。また、年金とはどういった違いがあるのでしょうか。この記事では、年金生活者支援給付金の給付額や概要を解説します。

1. 【2026年度】年金生活者支援給付金はひと月いくら?

2026年度の年金生活者支援給付金の1ヵ月あたりの給付金額は、以下のとおりです。

老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金

  • 以下の計算式で算出した金額の合計額
    ・保険料納付済期間にもとづく額(月額) = 5620円 × 保険料納付済期間 / 被保険者月数480月
    ・保険料免除期間にもとづく額(月額)=保険料免除期間に乗じる金額 × 保険料免除期間 ÷ 被保険者月数(480月)
    • ※保険料免除期間に乗じる金額は、毎年度の老齢基礎年金額の改定に応じて変動します(2026年度は1万1768円)。 
    • ※補足的老齢年金生活者支援給付金は5620円 × 保険料納付済期間 / 被保険者月数480月×調整支給率

障害年金生活者支援給付金

  • 障害等級2級: 月額5620円
  • 障害等級1級: 月額7025円

遺族年金生活者支援給付金

  • 月額5620円
    ※2人以上の子が遺族基礎年金を受給している場合は、5620円を子の数で割った金額をそれぞれに支給する

2026年度の給付基準額である5620円をもとに、実際に支払われる金額が決まります。

障害年金生活者支援給付金は、障害年金と同様に、障害等級2級は基準額と同額、1級は基準額の1.25倍の金額が支給されます。

また、遺族年金生活者支援給付金は原則として基準額と同額ですが、複数の子が遺族基礎年金を受給する場合には、支給額を子の人数で按分して支給します。

一方、老齢年金生活者支援給付金は、基準額に上乗せされる仕組みではありません。保険料納付済期間にもとづく額と、保険料免除期間にもとづく額をそれぞれ計算し、その合計額が支給額となります。

そのため、実際の支給額は年金保険料の納付状況や免除状況などによって異なります。次章では、年金生活者支援給付金の概要をあらためて確認します。