2. 共働き世帯の理想の年収は約1100万円

同調査によると、共働き世帯の平均世帯年収は806万4000円となっています。

それに対して理想の世帯年収は1126万3000円となっており、現実と理想の年収の間に、およそ320万円の差があることが分かります。

また、子供の有無別で見ると、子供がいる世帯はさらにそのギャップが大きい傾向にあるようです。

子供がいない世帯の平均世帯年収は682万4000円であるのに対して、理想の世帯年収は969万8000円となっており、287万円以上のギャップがあります。

一方、子供がいる世帯では平均世帯年収が901万3000円であるのに対して、理想の世帯年収は1247万3000円となっており、その差は346万円にものぼります。

この傾向から、共働き世帯ではどのような不安を感じているのか次の章でくわしく考えてみましょう。