2カ月に1度の年金支給日が近づいてきました。6月に支給される年金は4月分と5月分。

2025年度の年金額は前年度から1.9%増額となりますので、6月13日(金)の年金支給日には4月より年金受給額が増えることになります。

年金額は個々で異なるため、前年度と比べて具体的にいくら増えるかも違ってきます。

「自分はいくら増えるのか」は、日本年金機構から毎年6月に送付される「年金振込通知書」にてご確認ください。

なお、年金振込通知書では実際に受け取る金額だけでなく、税金や社会保険料などがいくら控除されているかなども確認できます。

本記事では「年金振込通知書」の見方を解説するとともに、いまのシニア世代の人たちが年金をいくら受け取っているのかもご紹介します。

1. 【年金振込通知書】とは?《いつ・どこから》届くのか

「年金振込通知書」は、毎年6月に日本年金機構から年金受給者に送付される大切な書類です。

年金振込通知書には、「6月から翌年4月」に2カ月に1回支給される年金額が記載されています。

加えて、控除される税金や社会保険料なども記載されており、「額面」と「手取り額」も確認できます。