3. 暑い季節にプランターで植物を育てる4つのコツ

夏にプランターで植物を育てるコツをお伝えします

鉢植えのペチュニアに水をやる様子

Juliya Zotova/shutterstock.com

3.1 置き場所を工夫する

真夏の直射日光は強烈で、とくに西日が強く当たる場所では植物がぐったりしてしまうことも。プランターならではの「移動できるメリット」を活かして、午前中は日が当たり、午後は日陰になる風通しのよい場所に置いてあげましょう。

3.2 水やりは朝夕の涼しい時間帯に

暑い季節は水切れしやすくなりますが、日中に水をやると鉢の中で水の温度が上がり、かえって植物が弱ってしまいます。水やりは朝夕の気温が低い時間帯におこない、鉢底から水がしみ出すまでしっかり与えましょう。

鉢受け皿には、水をためておかないようにしてください。

3.3 鉢の温度上昇を軽減する

日差しが当たり続けるとプランターや中の土はかなり高温になります。できれば薄いプラスチック鉢よりも、厚みのある陶器や素焼きのプランターのほうがオススメ。

一回り大きな鉢を重ねて二重鉢にすると、さらに熱の伝導が抑制できます。

3.4 風通しを確保して蒸れを防ぐ

プランター周辺の風通しが悪いと、蒸れて病害虫が発生しやすくなります。いくつか並べて置く場合は、プランターの間隔を少し広めに取りましょう。

プランターの下にレンガや鉢台を置いて、地面から少し浮かせて通気性を確保するのも効果的です。

4. プランターで広がるガーデニングの楽しみ

プランターを使えば、庭やベランダの限られたスペースでも、季節ごとの美しい花や緑を存分に楽しめます。手軽に始められ移動や管理もしやすいので、初心者にもピッタリです。

また、庭の花壇だけでは変化に乏しいというときは、花を植えたプランターを庭のあちらこちらにアクセント的に配置するのもオシャレ。ぜひお気に入りの一鉢から、ガーデニングの楽しみを広げてみませんか。