もうすぐ5月も終わり。6月はボーナス月ということもあり、ボーナスが出るのか、出ないのか、出るならどれくらい出るのか…と心待ちにしている方もいるでしょう。

物価の上昇はおさまるところを見せず、自身の収入を計算し、なかには転職を考える方もいるかもしれません。

年収に影響する一つに「会社の規模」がありますが、では大企業と中小企業ではどれくらいの違いがあるのでしょうか。

大企業と中小企業の平均的な年収や貯蓄額、そのうちの株式や投資信託の金額などもみていきます。

1. 【大企業と中小企業】平均的な「年収」はいくら違うのか

今回は2025年5月16日に公表された総務省「2024年(令和6年)家計調査/ 貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表(8-7表)」より、会社規模にわけてお金事情をみていきましょう。

なお、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」では企業規模について常用労働者1000人以上を「大企業」、100~999人を「中企業」、10~99人を「小企業」と区分けしています。

まずは会社規模ごとの平均年収を確認します。