2. 【40歳代・子育て世帯の貯蓄術】教育費ピークに備える「お金の4つの仕分け」
お金を【使う・備える・楽しむ】の3つに仕分ける方法は家計管理で一般的によく使われるフレームワークですが、子育て世帯では教育費が生活費に埋もれがちで教育費の準備が不足することも考えられます。
そこで、教育費のピークをむかえる40歳代の子育て世帯には、生活費などの【使う】お金から「教育費」を独立させた「お金の4つの仕分け」方法が最適です。
図のように、家計を以下の4つに仕分けして管理することで、必要な支出に備えつつ、貯蓄・投資の余力を見出しやすくなります。
4つの仕分け「使う・教育費・備える・楽しむ」は、それぞれの役割を明確にすることで、家計を整える道しるべになります。
下の図は、40歳代・子育て世帯にとって現実的と考えられる“割合の一例”です。
たとえば「使う」が40%、「教育費」が25%といった配分にすることで、生活費と進学準備費の両立を意識できます。
ただし、この配分はあくまで一例です。
お子さんの年齢や家族構成、住宅ローンの有無などにより、最適なバランスは変わります。
無理にこの通りに合わせようとせず、各家庭の生活スタイルや価値観に応じて柔軟にカスタマイズしていくことが大切です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)