4. 公的年金が2カ月に1度「約46万円」支給される夫婦の「勤続年数」や「年収」は?
日本年金機構の資料によると、夫婦の年金額の例の根拠として下記のような記載があります。
平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換)45.5万円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準です。
引用:日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」
つまり、2カ月に1度、約46万円の公的年金を受給できる夫婦の例として、夫は40年間の平均標準報酬(賞与含む月額換算)が45万5000円で、年収にして546万円で就労したと想定されます。
また、妻は専業主婦や扶養内パートなど、厚生年金への加入年金がなく国民年金のみの受給というケースになっています。
年金額の例で示した「夫婦の合計年金額は23万2784円」で、2カ月分となる「約46万円」がまとめて支給されるしくみです。
多くの場合、老齢年金からは各種税金や社会保険料などが天引きされます。
天引き内容や、実際に振り込まれる金額は、6月に送付された「年金振込通知書」などで確認しましょう。
2カ月に1度の年金支給で「約46万円」となれば、大きな金額に思えるかもしれません。
しかし、長らく続いている物価高や、一人当たりの年金月額に換算すると、必ずしも余裕のある水準とは言い切れないでしょう。
では、厚生年金と国民年金の「平均月額」はいくらなのでしょうか。
著者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員
ファイナンシャルアドバイザー。秋田県秋田市出身。宇都宮大学教育学部卒業後、株式会社栃木銀行に入行。主に個人リテール業務へ従事。若年層から富裕層まで幅広い世代へ投資信託・保険を中心に総合的なライフプランニングを行ってきた。リテール営業行員内で上位の成績を保ち、全行員内1位の成績を収める。また、社内教育にも尽力し、人材育成にも携わる。
現在は金融IT企業で個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。(2026年7月11日更新)
監修者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)