3.3 3:利回りの高い債券
3つ目の方法は、比較的利回りの高い債券を購入し、そこから得られる利息を不労所得とする方法です。
債券とは、国や企業が発行し、購入者から資金を借りる代わりに利息を支払い、満期に元本を返す金融商品で、株式などと比べるとリスクが低めなのが特徴です。
しかし、現在の日本の金利水準は低く、高くても1%台程度です。
そのため、年間3〜4%の利回りを狙う場合は、外貨建て債券での運用を検討する必要があります。
3.4 4:REIT(不動産上場投資信託)
4つ目の方法は、REIT(不動産投資信託)に投資して運用することです。
REITは上場されている不動産投資信託で、株式と同様に証券取引所で売買が可能です。
投資対象は商品によって異なりますが、オフィスビルや商業施設、住宅、物流施設などの賃料収入をもとに投資家へ分配金が支払われます。
REIT法人は税制上のメリットを活かすため、配当金を多く支払う傾向があり、そのため株式や債券よりも配当利回りが高いことが一般的です。
なお、1億円をREITに投資すれば、月30万円以上の不労所得も期待できますが、価格変動や配当減少のリスクもあるため、十分な注意が必要です。