65歳までに《NISA積立投資》で老後資金をつくる【シミュレーション】毎月5万円×15年間×想定利回り1～5％【目標】15年間で2000万円なら「毎月の積立額」はいくら必要？

3. 【積立額別で試算】50歳から65歳までに「2000万円」作りたい！

老後資金として2000万円を用意する場合、50歳から65歳までの15年間で毎月いくら積み立てる必要があるかをシミュレーションしてみましょう。

ここでは、年利3％の投資信託に投資したと仮定したシミュレーション結果をご紹介します。

【NISA】積立金額別「想定利回り3％」積立投資シミュレーション結果

出所：金融庁「つみたてシミュレーター」をもとにLIMO編集部作成

毎月の積立金額：資産評価額

※想定利回り：年3％

シミュレーションの結果、年利3％で15年間運用した場合、毎月約9万円を積み立てることで、資産が2000万円を超える見込みであることがわかりました。

積立投資は時間を味方につけてコツコツと「長期投資を行う」のがポイント

出所：Yusuke Ide/istockphoto.com

前章でのシミュレーションでは、毎月約9万円の積立で15年後に2000万円を超える資産が見込めることがわかりました。

しかし、毎月9万円の積立は決して少額とは言えず、続けるのが難しいと感じる方も多いでしょう。

また、利回りは確定的なものではなく、リーマンショックのような市場の大きな変動が起これば、目標に届かないリスクもあります。

老後資金を目的とした積立投資は、できるだけ早く始めることが重要です。

例えば、30歳から65歳までの35年間で2000万円を目標に、年利3％で運用した場合、毎月の積立額は「約2万7000円」となります。

時間を味方につけることで、毎月の負担を軽くできるため、できるだけ早めに資産運用をスタートすることが大切です。