3. 【ねんきん定期便の見方】チェックすべき11項目:50歳未満(35歳・45歳以外)
ハガキ型のねんきん定期便には、「表面」と「裏面」の両方に年金に関する情報が記載されています。
それでは、表面と裏面それぞれで確認すべき項目について見ていきましょう。
3.1 【表面】ねんきん定期便で必ず確認したいチェック項目1~7
ねんきん定期便の表面で必ず確認しておきたい項目は、以下の7つです。
- a:照会番号:年金に関する問い合わせをする際に使用する番号
- b:老齢年金の見込額:現在の年金加入制度に60歳まで継続して加入したと仮定して、65歳から受け取れる年金見込額を表示
- c:老齢年金の見込額(70歳・75歳まで遅らせた場合)
- d:国民年金(第1号・第3号)納付状況:納付済の期間や未納、猶予などを記載
- e:加入区分:加入している年金区分を表示(例 厚生年金保険、厚生年金基金など)
- f:標準報酬月額・標準賞与額・保険料納付額:厚生年金額を決定するための金額
- h:これまでの保険料納付額(累計額):年金保険料の納付合計額が年金の種類別に表示
3.2 【裏面】ねんきん定期便で必ず確認したいチェック項目8~11
次に、ねんきん定期便の裏面で必ず確認しておきたい項目は、以下の4つです。
- i:これまでの年金加入期間:年金の種類別に加入期間を表示
- j:老齢年金の種類と見込額(年額):現在の年金加入制度に60歳まで継続して加入したと仮定して、65歳から受け取れる年金見込額を表示
- k:基礎年金:老齢基礎年金の見込額には、付加年金の金額も含まれる
- l:厚生年金
以上、表面7項目、裏面4項目の合計11項目はしっかり確認しましょう。
なお、ねんきん定期便に記載された情報は、ねんきんネットからも確認できます。