6月～7月は夏のボーナスシーズン。すでにボーナスを受けとった方もいるでしょう。
使い道はお決まりですか？
50歳代になると「老後」を強く意識し始める年代です。ボーナスは使わずに「老後資金」として預け入れたり、運用したりなどを検討している方は少なくないでしょう。
本記事では、50歳代のミドルシニア世代の貯蓄額がいくらかを確認していきます。また、老後に向けて確認しておきたいことの1つに「年金見込額」があります。毎年、誕生月に届く「ねんきん定期便」のどこをどう見ればいいのか、見方も解説していきますので、参考にご覧ください。
1. 【ミドルシニア世代】50歳代「単身世帯」の貯蓄額《平均・中央値》はいくら？
金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」をもとに、50歳代・単身世帯の貯蓄状況を見ていきましょう。
なお、本データの貯蓄額には預貯金（運用または将来への備え）以外に、生命保険や債券、投資信託、株式などの資産も含まれます。
50歳代・単身世帯の貯蓄額（平均値と中央値）は、下記のとおりです。
- 平均値：1087万円
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中央値：30万円
- 金融資産非保有：40.2％
- 100万円未満：13.1％
- 100～200万円未満：4.1％
- 200～300万円未満：2.7％
- 300～400万円未満：3.8％
- 400～500万円未満：1.9％
- 500～700万円未満：3.3％
- 700～1000万円未満：3.8％
- 1000～1500万円未満：5.5％
- 1500～2000万円未満：3.3％
- 2000～3000万円未満：3.8％
- 3000万円以上：11.2％
- 無回答：3.3%
金融資産非保有、つまり「貯蓄ゼロ」の世帯が40.2％もいます。
次に、二人以上世帯について見ていきましょう。
