6月支給分から年金1.9％増額「厚生年金が月20万円以上」の割合とは？「私だって年金受給額を増やしたい…」対策7つ年金額改定された振込額が記載される年金振込通知書が送付されるスケジュールとは

厚生年金と国民年金は6月13日支給分から2025年度の年金額となり、物価高などもあり前年度比で1.9％の増額となります。

ただ、マクロスライドの調整が入り実質的には目減りとなっているので、老後資金に向けた対策は現役時代から行っておきたいところでしょう。

老後、年金だけで生活となると「月20万円はもらいたい」と考える人もいると思いますが、実際にはどれくらいのシニアが受給しているのでしょうか。

月20万円以上もらえる人の割合と年金を増やす対策をみていきます。

1. 2025年度は1.9％増額。自分の年金額がわかる「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」とは？

2025年度の年金額は1.9％増額となり、4月分と5月分が6月に支給されます。

自分の年金額がいくらなのか気になる方も多いと思いますが、「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」が送付されていたり、ねんきんネットでも確認できたりします。

日本年金機構「「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」（年金受給者用：はがきサイズ）」

「『年金額改定通知書』と『年金振込通知書』（年金受給者用：はがきサイズ）」の場合、年金振込通知書の「年金支払額」で1回に支払われる年金額（控除前）が、「控除後振込額」で年金額から社会保険料、所得税額および復興特別所得税額、個人住民税額および森林環境税額を差し引いた後の振込金額がわかります。

また、2025年の年金支給日は以下のとおりです。

基本的には偶数月に支給されると覚えておくとよいでしょう。