3. 65歳以上も半数は働いている!
貯蓄が少ない世帯や、年金だけでは不安な場合は、働き続けるという選択肢もあります。
実際、内閣府の「令和6年版高齢社会白書 1 就業・所得」によれば、65〜69歳の52.0%が働き続けています。
2013年当時の就業率が4割以下だったことを考えると、65歳以上でも働くのは一般的になってきているといえるでしょう。
現代では昔に比べるとさまざまな職種や働き方が増えており、働きやすくなっている面もあるでしょう。現役時代のうちから、老後の過ごし方や働く場合には働き方についても考えておきたいものです。
4. まとめにかえて
今回は平均を見てきました。
実際には自身の現状を把握し、自分が可能な範囲での対策をおこなう必要があります。
これを機に生活費を見直し、貯蓄をどうするのか、65歳以降も働き続けるのかといったことを考えてみるといいでしょう。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)2024年(令和6年)平均結果の概要(二人以上の世帯)」
- 内閣府「令和6年版高齢社会白書 1 就業・所得」
宮野 茉莉子
