3. 余計な保険に入る

「安全に運用できる保険に加入しよう」と考える方もいるかもしれません。しかし、保険は「万が一のリスクに備えるために加入するもの」であり、運用商品としては不適切です。

一時払いの終身保険や個人年金保険などの営業を受ける可能性がありますが、すべて無視しましょう。保険で運用すると、保険会社に余計な手数料を払うことになるため、合理的な判断とはいえません。

安全に運用したいのであれば、手数料が発生しない定期預金や個人向け国債のほうが適しています。

個人向け国債とは、政府が発行している国債です。元本割れのリスクがなく安心して保有できるうえに、預金以上のリターンを得られる商品であるため、リスクを取らずに運用したい方に向いています。

個人向け国債

個人向け国債

出所:財務省「個人向け国債」