3. 【積立額別】50歳から65歳までに「2000万円」作る想定で積立投資！
続いて、「15年で2000万円の資産を築くには、毎月どれくらい積み立てる必要があるか」をシミュレーションしてみます。
このシミュレーションでは、「年間利回り3％の投資信託を運用する」という条件を想定しています。
3.1 【試算結果】15年間×3％の積立投資でいくらになる？
積立投資のポイントは時間を味方につけて「複利の効果」を得ること
出所：William Potter/shutterstock.com
毎月の積立金額：資産評価額
- 1万円：227万円
- 3万円：680万9000円
- 6万円：1361万8000円
- 9万円：2042万8000円
- 12万円：2723万7000円
※想定利回り：年3％
年利3％で15年間運用した場合、毎月6万円の積立だと約1361万8000円の資産になります。
一方、毎月9万円積み立てると、目標の2000万円を超える結果が見込まれます。
ただし、毎月9万円の積立は決して軽い負担ではありません。
さらに、利回りが予想どおり3％を維持できないリスクもあるため、必ずしも2000万円に届かない可能性も考慮しておく必要があります。
老後資金を準備するには、早期から積立投資を始めることが有利です。
例えば、30歳から65歳までの35年間運用できれば、毎月約2万7000円の積立と3％の利回りで2000万円を達成可能です。
長期の積立では、利益を再投資することで複利効果が期待できるため、資産を確実に増やしたい場合は、できるだけ長い運用期間を設けることが重要です。
