2. 個人年金保険ってどんなもの?知っておきたい基本
個人年金保険とは、将来の年金を自分で準備するための保険で、あらかじめ決めた時期(たとえば60歳)から定期的に年金を受け取れるしくみです。
主に「定額個人年金保険」と「変額個人年金保険」の2種類があります。
図表では平準払いのケースを想定しています。
個人年金保険の保険料支払い方法については、保険会社や商品によって定期的に分割して保険料を支払う「平準払い」と、まとまった金額を一括して支払う「一時払い」があります。
年金の受取額が決まっている「定額型」と運用成果次第で資産が増える可能性がある「変額型」について、ポイントにそって解説します。
2.1 定額個人年金保険は「受取額が一定」
定額個人年金保険は積立後の年金受取額が毎年同じ。将来の計画が立てやすく、老後の収支を安定させたい人に向いています。
2.2 変額個人年金保険は「運用結果によって変動」
積立金額や将来受け取れる年金額が運用次第で変動します。運用がうまくいけば年金額が増え、逆に不調だと減るリスクもあります。
また、年金額は年金支払日ごとに再計算されるため、年金支払い開始後も毎年変動する可能性があります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)