4. 厚生年金「月20万円以上」もらっている人もいるの!?

厚生労働省年金局の「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金を月に20万円以上もらっている人は一定数存在します。

  • 20万円以上~21万円未満:80万1770人
  • 21万円以上~22万円未満:62万6732人
  • 22万円以上~23万円未満:43万6137人
  • 23万円以上~24万円未満:28万6572人
  • 24万円以上~25万円未満:18万9132人
  • 25万円以上~26万円未満:11万9942人
  • 26万円以上~27万円未満:7万1648人
  • 27万円以上~28万円未満:4万268人
  • 28万円以上~29万円未満:2万1012人
  • 29万円以上~30万円未満:9652人
  • 30万円以上~:1万4292人

試算によると、全体の約16.2%が平均年金月額20万円以上を受け取っていることがわかりました。

年金を金融機関に振り込んでもらっている人は、原則として6月に年金振込通知書が郵送されてきますので、通知書から金額を確認することができます。

年金振込通知書

年金振込通知書

出所:日本年金機構「年金振込通知書」

参考までに、昨年は令和6年6月5日(水曜)から6月10日(月曜)にかけて、順次年金振込通知書が発送されました。

ただし、地域によって異なり、また郵便事情を考慮すると、発送日から3日~9日程度を見ておいた方がよいとされています。

さらに、5月分以降の年金が在職中で支給停止となる方など、一部の方には、令和6年5月2日(木曜)から令和6年5月7日(火曜)にかけて発送されたとのことです。

4.1 ねんきんネットであればネットから確認が可能

ねんきんネットを利用すれば、昨年は令和6年6月7日(金曜)から年金額改定通知書および年金振込通知書の内容を確認することができました。

また、自身の将来の年金見込み額についても、ねんきんネットから確認できるので、ぜひチェックしてみてください。