3. まとめにかえて

就職氷河期世代の単身世帯の平均貯蓄額は、中央値で見ると40歳代が85万円、50歳代が30万円です。貯蓄なしの世帯が多く存在しており、100万円未満という世帯も多いことから、十分な貯蓄ができていない世帯が多いといえます。

40歳代・50歳代というと、老後資金の準備を始めたい時期でもあります。給与から一定割合を貯蓄に回したり、ある程度まとまった貯蓄がある方はNISAやiDeCoなどの投資商品で運用したりなどし、早めに資産形成に取り組むことをおすすめします。

参考資料

木内 菜穂子