1.1 65歳以上の単身無職世帯の消費の内訳

  • 食料:4万2098円程度
  • 住居:1万2689円程度
  • 光熱・水道:1万4480円程度
  • 家具・家具用品:6568円程度
  • 被服及び履物:3433円程度
  • 保健医療:8658円程度
  • 交通・通信:1万4928円程度
  • 教育・教育娯楽:1万5525円程度
  • その他:3万907円程度

一方、実収入は13万4116円だったため、毎月生活費が3万円ほど足りなくなる計算です。

65歳から85歳まで老後と想定すると、「3万円×12ヶ月×20年間=720万円」の赤字が生じます。

では、65歳以上の人で経済的に不安を感じている人はどれくらいいるのでしょうか。

65歳以上の経済的な暮らし向き

65歳以上の経済的な暮らし向き

出所:令和6年版 高齢社会白書「第2節 高齢期の暮らしの動向」

令和6年版高齢社会白書の「第2節 高齢期の暮らしの動向」によると、65歳以上の全体の68.5%は経済的な心配がないと回答しています。

一方で3割以上の人が家計にゆとりがないと回答していることも知っておきましょう。