低所得者や高齢者向け【生活福祉資金貸付制度】とは?生活費や一時的な資金の貸付が可能
60歳代後半・70歳代前半・75歳以上の家計収支の詳細つき
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総務省が2025年4月25日に発表した4月の東京都区部の消費者物価指数(CPI、中旬速報値、2020年=100)によると、生鮮食品を除く総合指数は110.0となり、前年同月比で3.4%上昇しました。
近年続く物価上昇により、生活が苦しいと感じる方は少なくないでしょう。
住民税非課税世帯に対して1世帯あたり3万円の給付が行われていますが、十分でないと感じられるかもしれません。
低所得者世帯等に向けては、他にもさまざまな助成や支援制度があります。
本記事では、その中でも都道府県の社会福祉協議会が行う「生活福祉資金貸付制度」について解説します。
対象者や手続きについて押さえておきましょう。
1. ちょっと気になる「生活福祉資金貸付制度」とは
生活福祉資金貸付制度とは、生活に困窮した方を対象として生活を立て直せるよう支援資金を貸し付ける公的な制度です。
1.1 生活福祉資金貸付制度の対象者
生活福祉資金貸付制度の対象者は以下のとおりです。
- 必要な資金を他から借りることが困難である「低所得者世帯」:概ね住民税非課税世帯が目安とされるが、都道府県ごとの弾力的な運用が認められている
- 障害者手帳などの交付を受けた人が属する「障害者世帯」:低所得であることは要件とされていない
- 65歳以上の高齢者が属する「高齢者世帯」:高齢者を含む4人世帯でおおむね年収600万円程度の世帯
こうした世帯が経済的な困難を克服するために、金銭的な援助に留まらずその後の自立に向けた支援も包含するとしています。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)