3. 年金が少なくなりやすい人の3つの特徴とは?

本章では、老後の年金受給額が少なくなってしまう主な3つの要因と、それぞれに対応する具体的な対策について詳しくご紹介します。

3.1 1:厚生年金の加入期間が短い

厚生年金に加入すれば、国民年金のみよりも将来的な受給額が増える可能性がありますが、加入期間が短ければその上乗せ分もわずかにとどまります。

前述のとおり、厚生年金の金額は「働いていたときの収入」と「加入していた年数」によって決まるため、たとえば1年だけ会社員だった場合などは、受給額の増加は限定的です。

将来、厚生年金を十分に受け取るには、「安定して高い収入を得ながら、長く加入を続けること」が大切なポイントになるでしょう。